日経225でブレイクするかどうかを移動平均線で判断するときの方法は?
本日のデイトレードで久々にマイナス付けてしまったので取引ルールを自分の中で改善するために移動平均線でのブレイク判断について書いていこうかと。
相場において非常に信憑性が高いのが移動平均線の抜け(ブレイク)だと思っています。
しかしここを過信しすぎると今日の私のようにマイナス付けてしまうので、「じゃあどこでこれはブレイクかどうかを判断するべきなの?」という部分を書きながらまとめていきたいなって感じです。
2017年1月11日、ザラ場の相場の流れ
見て分かる通りもみ合ってます。
最安値が19,310円、最高値が19,390円。
で、私は基本的に一度のエントリーしか一日にしませんので、どこでポジションを持つかというのが非常に重要になります。
今日は移動平均線を見て短期戦が中期線をブレイクするタイミングで順張り買いを入れて利益を得ようと思いましたが、見事なもみ合いをされてしまい負けという形です。
つまり本日の取引の課題はブレイクによる値動きがほとんど意味をなさないということを判断できなかったという点に尽きます。
移動平均線のブレイク時に順張りすべきかどうかの基準
※あくまで私の考えですのであらゆる相場に当てはまるわけではないと記事を読んでくれている方は理解してくださいね。
まずは寄り付け付近の値動きを見ます。
最高値・最安値でみたときおおよそ70円前後の値幅しかありません。
こういった場合私はブレイク後、一方向に動く余力を十分に持っていると判断しますので順張りでのエントリーを考えます。
しかし結果だけ見れば今日の順張りでのエントリは糞ポジでした。
つまり判断材料として寄り付け付近の値幅が小さいか大きいかだけというのは弱いといえます。
そこで移動平均線を見ていくわけです。
ブレイク前は大体、上から中・短・長の並びで推移しています。この並びだけで見る場合は上昇方向は短期線が中期線を一度だけブレイクするしか上がりませんので上方向は弱いと読めます。
逆に下降方向は短期線と中期線が長期線を合計で2度抜けることが可能性としてあるため下がりやすい相場って感じです。
しかし今回は下降も上昇もほとんどしないもみ合いでした。この場合は逆張りをしていかないと勝つことは難しくあります。
ではどうやって逆張りをすべきか判断するかというと移動平均線の間隔を見ていくべきでしょう。
もう一度画像を貼り付けますが中期線と長期線の間隔は大体20円弱、短期線は上下に10円弱の間隔しか持ちません。
こういった移動平均線が描かれる時は同じザラ場・夕場内でブレイクしたとしてもあまり大きくは動かない可能性が高いです。
こういう移動平均線が混雑した相場はザラ場-夕場間もしくは夕場-ザラ場間で大きく動いて解消されるか、ファンダメンタル的動きで解消されるかしない限り大きく値動きすることは少なくもみ合いやすい傾向にあると思われます。
ただしこれは上昇に限った話で、今回の移動平均線の並びで下降を描いた場合は短期線と中期線片方だけが抜けるというケースは少なく(間隔があまりないので)、長期線を抜けた場合それなりに大きな値動きを見せる可能性も考える必要ありです。
というわけで色々込み込みで考えた場合上方向のブレイクが見えた場合は高値付近で逆張り、また下方向のブレイクが見えた場合は順張りで対応というのが今回の相場での一番良い取引ルールではないでしょうか。
移動平均線の並びで順張りにするか逆張りにするかどうかについてのまとめ
読み飛ばした人はナンノコッチャ状態でしょうが要はザラ場の寄り付きでもみ合うかどうかを判断し順張りにするか逆張りにするか考えるというのが今回の記事の話です。
で、私としては移動平均線の並びおよび間隔。それにプラスして寄り付き付近の最高値・最安値の値幅で判断するのが良いのではないでしょうか。
ちなみに経験上今回の並びで短期線と長期線の間隔が遠い場合はほとんど抜けずに反発しもみ合うケースが多いので逆張りを考えたほうが良さげかもしれません。
まあ結局のところ相場はパターンゲーですので今日を含めていろんな相場を見て法則性を見つけ、どうやったら勝てたのか考えるのが大事になってくるんじゃないかなと思います。
このブログも多分読んでいる人は意味が分かりづらいと思いますが、ブログタイトル通り筆者の備忘録的な面が強いですのであまり参考にしようとせず「こんな考え方もあるのかー」ぐらいに思って頂けると幸いです。