東京タラレバ娘を読んで感じた男と女の感性の違いについてと恋愛論
まず自分のポジションを正確にするために性別を書くと私は男です。
で、その上で東京タラレバ娘っていう多分女性の多くが共感できる漫画を読んで感じたことについて書いていこうかなと。
主に恋愛感情についての言語化を目的にしています。
まずは女性の恋愛に対しての姿勢についての考察
東京タラレバ娘を読んでみて思ったのは女性の恋愛姿勢は受け身なのかなということ。
誰かにご飯誘われたから最初は何とも思ってなかったけど気になりはじめて好きになる、そんなケースが多いのかなと思った。だから恋愛には受け身が基本なのだろうと。
それでも若くて可愛ければ言い寄られるだろうからパートナーは出来るんだろう。
で、ここで筆者が着目したいのはなぜ受け身がちなのかなということ。
これは潜在的に男性を自分より強いものだと思っているからじゃないかなと思う。
…まあ女性でこの一文を読んだら間違いなく怒るだろうし、ムカつくこと書いているのは自覚しているからちょっと落ち着いて欲しい。
これは別に男性が本当に女性より強いとかそういうことに触れているわけではなく、強いものだという常識的観点が発生しているってこと。
要は子供が大人に対してこの人はすごい自分よりしっかりしているだろうなと無自覚に感じるあれと同じ。
だから言い寄るのは難しくなり受け身がちになるんだと思う。
わかりにくい人向けに例えるなら、いま読者には多分尊敬する人が一人くらい入ると思うのだけど、その人に好意を伝えて自分のものにしようとするのは難易度が高いだろって話。
会社の社長に貴方のことが好きです! 付き合ってくださいと異性だとして言いにくいでしょう? そんな感じの現象が女性→男性間に生じているのではないかと。
だから社会的に成功している女性や性格が男らしい女性は強さを男性に感じさせてしまうため言い寄られることが少なくなるのだと思います。
現象的には女性→男性間で思いを伝えにくいのと同じね。
そこで考える必要べきなのが男性の草食化問題について
ただ近頃は男性が草食化したとか言われがち。
だから女性だけが恋愛に受け身なわけではなく男性もそうと考えられ、それはつまり人間って総じて受け身が基本なんじゃないのってことになります。
これは結構本質を得ている部分もあると思うのだけど、全てではないでしょう。
多分この男性の恋愛への受け身化は女性に対して強さを感じてしまっているがためだと思います。
キャリアウーマンなど女性も強いのだと言う認識が広まるにつれて、男性も女性は自分より強いのではないかという思いを抱くようになったわけです。
最初にも書きましたが基本的に自分より強いと思う人にアプローチをかけるのは難しいはず。つまり男性は女性の強さゆえに好意を伝えることができなくなってきているわけではないかと。
現にこれは私調べで母数も10人ほどの拙い統計なのですが気の強い姉を持つ弟は大概はじめての彼女を持つのが遅い傾向にあります。
結局のところ女性が強いという図式ができてしまったため、昨今の男性の草食化が進んでしまっているんじゃないかなと。
前半にも書きましたが仕事のできる気の強い女性に彼氏ができにくいというのも同じ理由があるのでしょう。
男性と女性それぞれが恋愛を楽しむようにするためにはどうすれば良いのか
男性は自信過剰になる。
女性も強さを自覚し、男性に積極的にアプローチをかける。
この2つが大事なんじゃないかなと思います。
誰しも傷つくのは嫌ですから、思いを伝えるのは避けがちです。でもその傷つく部分を自信でなんとかしていたんじゃないかなと思います。
だからこそ特に何も持っていなくても自分はすごいんだと思うことが恋愛に対して良いんじゃないかなと。
まあこんな単純化出来る話じゃないんでしょうけど、何事も言語化するのが好きなので書いた次第でございます。
追記:
ちょっと何言いたいのかよくわからなかったので一言付け足すと女にせよ男にせよ人生の主人公は自分自身で、異性との恋愛は人生を幸せにするための要素でしか無いのでしょうね。だから性別でのマウントをとろうとする人が出てくるとどちらにせよ文句が出てくるわけです